今回はGCP(Google cloud platform)について基本的な概要をお伝えしたいと思います。
本記事のテーマ
GCPの基本概要
目次
①GCPとは
Google Cloud Platformとは、Googleが運営しているクラウドコンピューティングのプラットフォーム。Google検索やYouTubeなどのエンドユーザー向けのサービスと同じインフラストラクチャーで運営されている。簡単なウェブサイトから複雑なアプリケーションの開発まで対応している。
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GCPはAWSと同じ、クラウドコンピューティングプラットホームです。
インターネット場で、様々なコンピュータ資源(サーバーやら、OSやら)を提供してくれるサービスですね。AWS、Microsoft Azure、GCPがこのサービスの主力になっています。
現在はAWSやMicrosoft Azureの方が普及率が高いですが、今回説明するGCPの特徴などから、今後GCPもかなりの普及率になると考えられます。
②GCPの特徴
GCPは、グーグルが使用している強力なインフラの上でアプリケーションを動作することができます。
Google検索や、youtubeなどの利用者が数億人いる規模のサービスを運営しているものと同じインフラを使えるということで、かなり実績的にも物理的にも安心して使えることができます。
さらに、GCPではVMを他のサーバーに移してメンテナンスを行うことができるので、サービスを稼働させながらスムーズにメンテナンスを行うこともできます。
GCPはもともとGAEというPaaSのサービスを提供していましたが、現在ではAWSのEC2に相当するサービス(GCA)、NoSQLのCloudDatastoreやCloudMachineLearningなどの機械学習のエンジンやツールなどを提供しています。
③GCPのサービス
GCPで提供されているサービスの中でも、アプリケーションをデプロイするためによく使われるのがGAE(google app engin)とGCE(google compute engine)ですね。
両者の違いをざっくり述べると、GAEはインフラ周りの設定を全て自動で行なってくれるので、言語を選択するとあっと言う間にアプリケーションをデプロイすることが可能になります。GCEは、インフラ周りの設定を全て自分で決めます。
例えば、「osはsentOS7にして〜、webサーバーにはnginx使って〜」などなど、、自分の使っているパソコンと同じようにアプリケーションが動く環境を選択して、VMを設定しなければなりません。
実際業務で使う際は、コスト面やアプリケーションのパフォーマンスの最大化のために、これらの設定はインフラエンジニアやバックエンドエンジニアがアーキテクチャをしっかり考えて、技術選定する必要がありますね。
まとめ
今回はGCPについての少し概要をさらっと書きました。
今後、サーバーサイドエンジニアはインフラも触る機会が増えると思うのでGCPやAWSなどのクラウドサービスに触れておくことが必要になりそうですね。
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