自己啓発

IT業界就活に成功するために

こんにちは、まくロロです。

最近は就活が一段落ついたので、またエンジニアインターンを再開し平行して英語も勉強しています。

さらにこれから何か自分でサービスでも作ろうかと考えているので、その作成過程などもブログにアウトプットしていこうと思っています。

さて、前回に引き続き就活系の話題ですが、私は文系でさらに高学歴でもないのに外資系の企業に何社か内定をいただいたので、就活で自分なりに大事だと思ったポイントを今回はいくつかご紹介できればと思います。。

目次

IT業界の企業カテゴリー

まずは、IT業界では現在どのような企業があり、どのようなカテゴリー、分類があるかを知る必要があると思います。

ざっと大きく分類すると以下に5つに分けられるでしょう。

  1. 外資系
  2. メガベンチャー
  3. ベンチャー、スタートアップ
  4. 日系大手
  5. 日系中小

規模感と企業体制的な意味合いで、簡単に分けてみました。

外資系

主な企業(Google、Apple、Amazon、Facebook、Microsoft、Oracle、Salesforce、SAP、CISCO)

外資系のIT企業はこんな感じです。日本で主に募集している職は、営業、コンサル、技術営業(pre-sales)などですね。開発職は珍しく、海外で開発した製品を日本で売るための部隊という印象が強いですね。

現在ではクラウドなどの製品を売ることが多いので、それの日本企業に対するセールスや費用対効果を分析・提示するコンサル、技術的な説明をする技術営業などの業務内容だと思います。

また特徴として、海外移動や海外部署の外国人社員との会議やコミュニケーションする機会もあるので、英語はやはりできた方が活躍できる場が広がるという印象です。

しかし、全員帰国子女とかTOIEC900などということはないので、これから英語習得していく気持ちがあれば、挑戦してみても良いと思います。

メガベンチャー

主な企業(DeNA、サイバーエージェント、メルカリ、LINE、Mixi、レバレジーズ、GMO)

LINEは一応韓国発の外資系ですが、LINE-japanは企業風土的に考えるとメガベンチャーの括りに近いので今回はこちらのカテゴリーに入れました。

これらの企業は基本的に自社プロダクトを持っており、エンジニアがガツガツ開発して、ビジネス側がプロダクトグロース、マーケティング戦略、営業などを行って行くような感じです。

外資系と違って、私服で出勤できたり、会社の仲間意識が強いイメージですね。成長意欲や社会に大きな影響を与えたい。将来独立したいと考えている人が多いと思います。

ベンチャー、スタートアップ

主な企業(wantedlyというリクルーティングサービスに載っているような企業)

正直、ベンチャーとメガベンチャーとの明確な境目みたいなものはないです。ある程度の時価総額と知名度、社員数が集まればメガベンチャーという呼び方になるのでしょう。。

ベンチャー、スタートアップのイメージとしては、少人数であり、アジャイル開発でサービスを作り上げて、ガツガツ伸ばして行くような企業形態ですね。

COOやCTOなどのマネジメント層などは有名企業出身者や、高学歴層、異端児が多いようなイメージがあります。

日本ではまだ、少人数ベンチャーやスタートアップの新卒での人気はまだ低いと考えられますが、アメリカとかだと優秀層は大手ではなく、こちらに流れているそうなので、今後日本もそうなっていくのではないかと予想しています。

日系大手

主な企業(NTTデータ、NTTドコモ、富士通、NEC、NRI)

昔からある日本の有名大手IT企業です。最近は働き方改革やクラウド化促進などで少しづつですが、様々な面で風通しが良くなってきている印象です。

しかし、まだ日本の古臭い考えや年功序列などの制度が残っているそうなので、そのような部分が気になる人はよく考えて方が良さそうです。

先ほども述べましたが、優秀な学生が外資やベンチャー界隈に流れている印象はあります。ただ、依然として大部分の高学歴層からは安定した人気を誇っていると思います。

日系中小

日経中小(企業名はあまり分かりませんが、上記以外のIT企業や大手の子会社など)

正直実態は私自身あまり良くわかってないですが、ここの層はその会社によりけりで給与、福利厚生などはピンキリでしょうか。。大手の子会社などは割と安定しており、ホワイトなところが多い印象ですが、キャリア思考を持った人は少なく平和に暮らしていきたいみたいな方々が多いのでしょう。ベンチャーや外資に比べると意識の高い層は少ないと思います。このブログを読んでくださっている方は、成長意欲が高い方が多いと思うので、ここの企業層はあまりおすすめしません。

私がIT業界中心に就活をしていて、だいたい上記のような区分けで企業を分類していくのが分かりやすいと思いました。

これからは、一つの会社に一生を身を置くことはなくなってきて、スキルを高めながらキャリアアップしたり、独立したり、フリーランスになったりなどの働き方がより一層流行ってくると思います。さらに巷で良く言われている、日系の大企業だから一生安泰みたいなこともなくなってきて、、いつ経営が破綻するかもわからないです。

私自身上記の5つの区分でどこが良くて、どこが悪いということはないと思います。人それぞれキャリア、人生の考えは違うので。。しかし、IT業界に限った話ではないですが、テクノロジーの進化は凄まじいので、安易に今後のことを考えていると、将来困ることになる可能性があるのも否めないですね。。

特に新卒での企業選びはかなり重要なので、是非慎重に選んでいただきたいです。

IT業界での就活で成功するには

続いてIT業界での就活や転職で成功するために何が必要なのかについてですが、IT業界の中でも企業や職によって方向性は大きく変わってくると思います。

しかし、一貫して言えるのはプログラムやインターネット周りの知見があることかなりのアドバンテージであるということです。理由としては、一番低レイヤーの知識があるだけで他の人と差別化できますし、正直ビジネス側のスキルって習得しようと思えばすぐにつけられますからね。

外資系企業などでも今はクラウド営業やコンサルの業務内容が多いので、AWS、GCPとかの知識や利用経験があればかなり希少ですし、ベンチャーに行けばインフラエンジニアという枠でアプライできますし、、

日系とかでも新しい技術に敏感ってことで志望理由に説得力が増します。新卒に限った話をすると、インターンでエンジニア経験があれば、どのIT業界また他業界のIT部門でもガクちか(学生時代頑張ってきたこと)に関しては圧倒的なアドバンテージを得ることができます。

プレゼン力、ヒアリング力、相手の気持ち、意図を察する共感力があれば、ほぼES、面接では通るのではないかと思います。。今学生で漠然とIT業界に興味があるけど、なんの職につくかはまだわからないという人は一度webエンジニアという選択肢をググったりして調べてみることをおすすめします。

面接で意識するポイント

私はインターンなどを含めて複数社、複数回面接をしてきました。そこで、今振り返ってみて、大切だったと思ったポイントを3つピックアップします。これはIT業界に限らず、どこの業界、面接でも使えると思うので是非意識して欲しいと思っています。

①結論ファースト

まず一つ目は「結論ファースト」です。すなわち、相手の質問に対して結論から述べることです。

例えば、「あなたはなぜIT業界志望なのですか?」という質問に対して、「IT技術には社会を変革させるポテンシャルがあると思ったからです。」や「自分の学生時代培ってきた知見を最大限に活かせる業界だからです」みたいな感じです。

これだけで、頭の回転が早と思われますし、スマートな印象を与えることができます。

よく、だらだらと前置きを説明したり背景みたいなものを話してから最後に結論を言う人がいますが、聞いてる面接官側からすれば長ったらしい話は聞きたくないですし、いつ聞きたい質問に対する回答が返ってくるのだろうかとムズムズします。

とりあえず、抽象的でいいので結論から端的に述べ、それからその理由を説明していく流れでレスポンスするように心がけると良いと思います。

②要約力

よく面接の後半では、逆質問の時間が設けられていると思います。そこで何か気になることや、聞きたいことを質問すると思うのですがここで使えるテクニックとして「要約力」が大切です。

例えば、「IT業界で今後活躍するためにはどのようなことを意識、行動すれば良いでしょうか?」という質問をあなたがしたとします。

それに対して、「IT業界というのは、以前と違ってより技術進歩が早くなってきており、知らない間に新しいと思っていた技術が廃れ、また違う技術が出てきて、、本当に変化が激しいんだよね、、GAFAなんてのも数年前までは、、、」

みたいな感じで、質問に対して様々な背景を通し丁寧に説明して下さる方がいます。そのような際に全て聞き終えてから「つまり、IT技術というのは常に変化していくので普段からアンテナを貼って、日々技術や情報をキャッチアップしていく必要がありますね」みたいに、結局相手が何を言いたいのかを瞬時に要約して発言することが大事だと思いました。

これをすると、よく理解して話を聞いているのが伝わりますし、瞬時に要約することで頭の回転が早い印象を残すことができると思います。あとは、質問に対してさらに気になったことを質問して、対話形式に持っていき深掘りするのも良いですね。

③具体例の引用

3つ目は「具体例の引用」です。

実は上の2つのポイントの説明途中でも組み込んでいました。何かを説明したり主張したことに対して「具体的なわかりやすい事項を続けて補う」ことが大事です。

専門知識や自分しか知らないようなことを人に説明するとき、一度に相手に確実に理解させることは難しいです。その際出来るだけ日常的なだれでも理解できる事項に置き換えて説明したり、具体的なわかりやすい例を添えてあげることで、かなり聞く側にとって気持ちが良いですし、聞いてきてわかりやすいと思います。

上記の3つを私は、意識して面接に望んでいました。こんなの当たり前と思う方もいると思いますが、意外とできてない人も見受けられますし、説明がわかりにくかったり、話が冗長だなと思う人もいます。

プライベートとかでは関係ないですが、面接や仕事の場では、わかりやすい説明や返答が求められると思うので、上記のことを常に意識することは今後仕事をする上でも役立つと考えています。

まとめ

今回は、私がIT業界を中心に就活をしてきて感じだことを書かせていただきました。私自身まだまだ未熟ですが、これから就活をしたり、転職をしたりする人の助けに少しでもなったら幸いです。

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